やっと今年も暮れを迎え、すごく早かったようなこの一年を振り返っている。実は、音楽的に
盛り上がるにはちょっとしんどい年でもあった、仕事のプレッシャーもそうだし、日曜出勤を2ヶ月
ずっと続けていた頃もあった、帰ってきては眠るだけ。音楽をゆっくり聴いていることもなかったが
そう、例えばKill rock starレーベルから出た、エリオット・スミスの遺作集、New moon。
彼の残した言葉を改めて聴き直した。改めて思う、ヒリヒリする言葉達。
you let yourself be froze by death
you think i'm mean cos i call you out
you dont know what you're about
the worst part is almost over now
最悪はもう終わった、でもそれでも最悪は何度だって訪れる、彼の歌詞がこんなに悲しいのは
そんな諦観がその歌詞にうっすらと潜んでいるところだ。
それは、やっぱり真実だ。最悪は何度だって訪れる。でもみっともないことに、命拾いする。
そんなものだ。彼の諦観は、月影だ、夜の闇を静かに照らす。
まあ、そんなのもあり。
車の中で毎日聴いている音楽が、今年の基調だったような気がするな。家を出て、通りをよぎり
会社までそのたった5分やら10分やらの間に聴いている音楽、それを毎日毎日繰り返して
仕事に行く間に、どれだけ1枚のCDを何度も聴き直したか、逆に深く聴き込みたかったアルバムを
車に積みこんでみたり。結局、家でも職場でもあまりゆっくりと聴けないので。
Thurston moore / Trees outside the academy
そんな中でわりとかけていたのがソニック・ユース、サーストン・ムーアのソロアルバムで、あれは
爽やかで軽快な曲とアヴァンギャルドなのに何故か安心して聴ける完成度が良かった。
何の曲だかわからないけどWonderful Witchesとか、それキム姉さんのことですかって
ちょっと思ったり。何やらものすごい疾走感ありました。今年嬉しかった、ベテランの新作。
→これも見よ
http://stereogum.com/archives/video/new-thurston-moore-video-friend_007605.html
Modest Mouse / We Were Dead Before The Ship Even Sank
そして今年自分の中でとても大きかったのがモデストマウスの新作、ずっと今か今かと
待ちわびて聴いたし、しかもジョニー・マーがバンドに素晴らしいマジックを与えてくれて
激しくパワーアップしたモデストを、今年はさらにライヴで見ることもできた。実は、自分
この人たちのライヴは絶対見てみたかったものだったので、とても嬉しかった。
この人たちの見るアメリカの小さい町に現れる幻を、銃撃でなくマリリン・マンソンでなく、
モデスト・マウスが体現してみせた、それを目撃することができた、で、
自分の今年は、音楽生活的にはそのモデストを見たサマソニでだいたい終わりです。9月から怒濤の
休日出勤の日々が・・・。サマソニは特筆すべきはダイナソー再結成もですが、このへんで。
それでは、読んでくださってる方々、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
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