2009/05/04

追悼

09050301_imawano_kiyoshiro_00jpg忌野清志郎が亡くなった。ガン性のリンパ管症だったそうだ。色々な人がその死を悼んでいた。

僕は枕元にいた彼の子ども達のことを少し思う。ちょっとガランとしてるだろう。死の理由について
少し考えたりするだろう。でも何となく、そこから巣立って行くはずだった自分なのだから
いつまでもいるものではないのだからと自分にいい聞かせながら、お酒の飲み過ぎだとか、タバコの吸い過ぎだとか
そんな風に合理化してしまうだろう。僕がそうだった、忌野清志郎の少し前にもう一つの死を見ているから。前の年に父をなくしたときの僕が、そうだった。

母が気丈にその困難に立ちふさがっている間、僕はただボーッとしているだけだった、死の理由について
考えていた。人は何のために生きてまた死ぬのか、それは判らない、でもただ一つ母と僕と父は
まぎれもなく家族で、僕は妻という家族を得る僥倖を得た。父の元に家族が集まって
静かに棺を見守る一夜を得た。僕は思う。きっと、清志郎の家族も、そのような家族だっただろうと。
ロックファンにとって特別な人だが、ガンにあらがう命の最後の輝きの元に、家族はそのような思いで
清志郎の元に集まったのだろうと。

ロックファンとして、清志郎がくれた幸せに感謝するとともに、ご遺族、ご家族の気持ちを推して
健やかにお過ごしいただけるよう、お祈りしたい。本当に、残念なことでした。

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2009/05/02

朝の連ドラ

朝の連続ドラマ「つばさ」を観ている。主人公の母親は、40にしてCMに出たのをきっかけに
子どもを置いて家を出て、あらゆる事業やら何やらを興してはつぶし、結局借金を作って
家に戻って来ると言う・・・遅く来た青春とやらで大変主人公に混乱を引き起こすという話だ。

そのお母さん役を高畑淳子がやってるんだが、これがハマり役、「白い巨頭」東教授夫人役や
「篤姫」本寿院役で見せる強大な権力を無邪気に信頼し、享受している様の演技が印象的だった。
そんな高畑淳子が、このドラマでは、今度は人生への無邪気な信頼を演じている。

そう、若いということ・・・何と万能で、強大な権力なのだろう。何をも可能にし、何をも従える。

高畑淳子演じる母親は子どもを捨てて家を出たことを悔いながらも、何やら子どもが
家からその世界を広げようとする様を観ながらどこか嬉しそうだ。世界を若さで従えようとする、
誰にでもそのような時期が人生に存在する、どんどん従えなさい、後悔しても、しなくても・・・。
高畑さんの演技は、そう言ってつばさと翔太の若さを祝福し続ける。今はその無邪気さを、全身で信頼しなさい、と。

愛の告白に破れて傷ついた娘を、高畑はえらい、よくやったと抱きしめる、ダメだよ、失敗だよ、と嘆く娘に
いいのよ、失敗は成功の元、失敗は成功の元なんだから。

僕らは若くはないかもしれないけど、僕らは知ってる、失敗は成功の元なんだと言うこと。

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2009/04/29

徒然の記(ジェフ・バックレィなどを思いながら)

5166xbrzk3l_sl160_aa115_jpg懺悔だと思って、聞いていただきたい。音楽コラムのように書いてきたつもりのブログだが
まあ、今更言うまでもないけど、音楽なら何でも公平に書いたりしないし、人様の好きなものを
粗末な一言で切り捨てることもあって、その時はむっとされたりすると思うが、そもそも
その時に盛り上がれるものについてしか書けないと思うし、そうでないものは変な書き方すると思う。
で、それはイヤなので、ちゃんと文章を書くところまで盛り上がれるものについて、ちゃんと
自分の中で決着が付けられるものしかブログには書かないことに決めてしまったので、
ブログの更新は、どんどん遅れていた。書かなかった言い訳である。

この前某テクノポップ、インスタレーション系のアーティストの件でわりと名前だけで話をしてしまい
ファンの方にやんわり怒られた、実に、自分が悪いのだ。ROのSさんに昔メールをいただいたことがあり
ジェフ・バックレィのことをエモと書かれていた、そのことに噛み付いたことがあったのだが、勿論
Sさんは知識もあって優しい方なので、申し訳なくも謝ってくれたりしたのだが、今考えると
実に、そのおかげでエモをジェフ・バックレィの文脈で聴くことができたり、それはそれなりに
自分の音楽世界が広がったのだ、今では感謝してる、だからインスタレーション系の人も
ちゃんとしたことを言えたはずのところを狭量だったな、と反省している、と言うか、

好きなものはもっと掘り下げなくちゃあなあ(いや、掘り下げてるけど)、Sさん、今思えば
どうもありがとうでした、そう言うジャンル分けはイヤだけど、でも自分にジャンルを超えさせたのが、
あなたです、そんな風に思ってる。

ジェフ・バックレィはそんなわけで、もうレコードは増えない、残された言葉もほんのわずかで
レコーディングされた音源もあらかた尽きた。もう掘り下げられないけど
自分の人生の中で聴いた回数だけまた掘り下げ続けるに違いないのだ。

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2009/04/25

Never Looking Back @ 富山ソウルパワー '09.4.25

1jpg会社の人がベースを弾いているバンドのライブを観に行った、富山には珍しくツアーバンドが
奈良と長野からやってきて対バンすることになったので、会社の人も「緊張する・・・」と言っていたが
メロコア、エモ、パワーポップとバラエティーに溢れていて、なかなかよいものを見させてもらった。

見始めたのは富山の高校生バンドから。荒削りだが、まだ荒削りだ。でもロックってこの熱気だから、
それはそれで良かったのかもしれない。見ながら、どうだったかな、高校生の女の子が沢山来ていたね。

後はメロコアだったり、ハードロックだったりなんですが。ヘビークラウドというバンドは長野からの
バンド、パワーのあるトリオ編成のバンドで、ベースの人がヴォーカルを取っていて、ヴォーカルの人の
叫び上げるスタイルの歌い方と、ギターの人の鬼気迫る演奏で、確かにフロアには、人数はいないものの、富山のオーディエンスも
とても楽しんでいた。というか、迫力のある演奏に尽きたね。

洋楽スタイルのパワーポップを演奏するNever Looking Backというバンドは初めこそ、その
ストレートと言うか、直球のバンド名で、さあどうだろうと思ったけれど、はじめての富山公演、
ヴォーカルの人がちゃんとステージから会場に語りかけ、ライヴをリードする意思表示をして後は
キャッチーなフックがあっという間に曲が観客を捕らえた。ツインギター、3人でコーラスがとれるのも良かったし、
それに、ルックス的に一人、後ろに下がっているギターの人が前に出たり下がったり、しかも一人だけ
Tシャツ1枚とジーンズでどことなくミック・ロンソンを彷彿とさせてる・・・というキャラクターが
特に王道パワーポップバンドのイメージにぴったり合っていて、これでこのバンドは
パワーポップのバンドとしてはかなり成功してると思った、いや、独断的言い方だが、・・・うまく言えないな、でも自分、

物販で結局Never Looking BackのCD買いました。自分好きな力強い演奏と耳に残るフックに
満ちていたけど、・・・音はあまり良くなかった。でも、いい、自分の好きなNLBはきっと
ライヴでは今日見たようなNLBなのに違いない、ヴォーカルがぐっと観客をつかんで、メンバーが
皆でハーモニーしながら、後ろのギターの彼がぐっと前に出ては世界を引っ掻き回すんだろう、
なんて痛快なんだ、それはCDでは聴けないライヴで見れるNLBなんだと思うことにして、
次のNLBのレコーディングを待とう、

そのくらい、この先が聴きたいバンドだと思ったのだ。というか、日本にこんなパワーポップバンドが
いたのか、という嬉しい驚き。褒めすぎただろうか。でも
たまにそういうことがないと僕のロックは痛快でない、僕を、引っ掻き回してくれ。

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2008/06/01

Whiskeytown / Faithless Street

41e1s8x4f0l_sl500_aa240_オルタナカントリーを一時期ずっと聴いていた頃があった。サンヴォルト、ウィルコ、そして
ウィスキータウン。今ではヴォーカルのライアン・アダムズがソロで精力的に作品を出している。

ウィスキータウンの1枚目は昔新宿のヴァージンメガでディスプレイされていた彼らの3枚目、
Pneumoniaを試聴して立ちどころに惹き付けられたからだった、その抜けるような青空を思わせる
いくつもの曲、その青空を自分はここに持ってきて、ずっとラジカセで聴いていたのを思い出す。
それは、その時に一番輝いていたメロディーだった、誰も友達のいないここ富山で時間も関係なく
ただ働いているだけの自分に与えられた最後の楽観性だったと思うし、今日の暮らしが将来
必ず来るのだと、自分に語りかけ約束する唯一のメロディーだったのだと思う。

そして今、久しぶりに彼らのアルバムを聴いている。彼らの1枚目、Faithlesss Streetは
男女ヴォーカルがカントリーロックの伝説の人グラム・パーソンズのそれを思わせるようなサウンドで
荒削りでまとまらないけど音楽の楽しさに対して純粋な気持ちで在るようでそして
カウボーイハットをかぶった伊達男は、決して後ろは振り返らないのさと言っているような、
そんなアルバムのような、そう言う気がしてる。

自分の中のカウボーイは、こうも言っている、結局今の楽しみの積み重ねが明日という日なんだと、
きっと想像もしなかった明日があの頃のように約束通りやってくるのだと、そう言っているようだ。

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2008/05/11

デザインを変えました

気分を少しだけ変えてみたくて既製品のブログデザインを導入いたしました。
えらくソウルフルでアーシーなデザインですが・・・この黒っぽさが、自分の文章と合ってなくていいかな、と
そのギャップに期待をしてるところですが・・・まあ、またすぐに戻すでしょう。

まあ、・・・多分皆さんRSSリーダーで読むので関係ないんでしょうが・・・。

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2008/05/04

ロッキング・オン6月号

61d16gbr9l_ss500_ロッキング・オン6月号を買った。読まなくても毎月買うもので、これはもう習慣になっている。
いつも最近は読むところ無くってほとんど読んでいない、今月もUKロック500選って、なんだか
最大公約数を小さくレヴューしてるだけって感じの記事が沢山載ってるひどい企画だったけど、

なんていうか、へえ、アークティック・モンキーズが今一番洋楽ロック聴いている若者にとって、
ロックと呼べる音楽なんだ・・・わかるけど、もう自分のロックじゃないな、と、まあ
記事を読んでみてそう思う。感銘を受けたのはそこだけで
あとは、まあそれぞれの世代の一番いいところを懐かしんでいる、と。ただ、確かにね、確かに
ロッキング・オンならでのアーティストの人選では、あるんだよ!

何だか褒めてるんだかケナしてるんだか・・・。

モデストマウスのアイザックのインタヴューが載ってたのも良かったな、来日公演は行けなかったけど
アイザックって、インタヴューからして既に何だかもう鬼才としか言いようが無くって、
アイロニーを通り過ぎて、もう世界が既にシュールレアリズムで出来上がってるとでも言うような、
もうそういう世界観(アメリカ観)が出来上がっているというような。その意味ではmooolsが
前座で演奏したのはまさにライトチョイスで、プロモーターセンスいいなって、とにかく、

これ、行けなかったのすごく悔やまれます・・・。

後ロッキンオンパラパラ見てたらクワジ/スリーターキニーのドラマーのワイス嬢が何故か
元ペイブメンツ、スティーヴン・マルクマス&ザ・ジックスのドラマーになってたのはビックリ。
ていうか、スリーターキニーの方がずっとかっこいいのにね。まあ、これは私感です。

ああ、だんだん暑くなって来た、もうすぐ夏だね・・・。

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2008/04/11

moools / モールス

Mooolsjktさて、先日モデストマウスの単独公演があって、あったものの平日で、よくよくその日が近づいて見れば
結局、休みの取りづらさよ、地理的距離の遠さよ、やっぱり平日のライヴはよっぽど
ロック的に気合いが入ってないと、行けないものですね。

調べてみたら、セットリストに自分も奥さんも非常に大事にしてる曲Ocean Breathes Saltyが
入ってなかったので、なんとかふたりで納得しようとしていたが、なんと前座がモールスと聞いて、

「モールスだってよ!」「えー、モールス!?」
た、大変なものを、見逃してしまったな・・・と、いう気持ちであった・・・。

ヴォーカルのサカイさんとドラマーのウッチーさんのキャラが特に突出していて、ウッチーさんは確か
サラリーマンだ。アルバムも割とコンスタントに出てるだろうか、こう、何と言うかどこか
不思議な世界を音で放散してるところがモデストに似てるだろうか、例えばこうだ、

交換しよう 交換をするけど 無くしたものを埋めるだけ (「タオル」)

不条理な真実と、そこはかとなく感じられる諧謔とおかしみ。他のアルバムには、仔猫カレンダーというキラーチューンもあるのでもっと人気出てもいいと思うけど。
交換をするけど無くしたものを埋めるだけって聴いて、それからというもの、何かを交換するたびに

無くしたものを、今自分は埋めたんだなあって思ってしまう、不思議に説得力のあるバンドだ。

↓こちらを。
http://yaplog.jp/thecla-p/archive/109

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2008/03/19

Bloodthirsty Butchers / ギタリストを殺さないで

Img_5_1前の年の一押しアーティストだったDe RosaがMySpaceでアルバム未収録曲を公開している、
前作「Mend」が2006年というから確かにそろそろ新譜を聴いてみたい、そういう時期に
このように新曲らしきものが聴けて、それも期待を裏切ってない、ヴォーカルのマーティンの
声の凄さだ。直情的なリズムギター、ノイズ、フィードバックが空虚でなく、そして、
暗くてポップだ、本当に、どんな世界観が在るのだろう、知りたく思う。

Bloodthirsty Butchersのアルバム「ギタリストを殺さないで」、を聴いている。なんていうか、
このバンドは音がとても豊かで詰まっているのでツボに入ると聴いていて沢山のことを
感じさせてくれる、そういう意味ではヴォーカルの吉村さんはおトクなヴォーカリストだと
うっかり思ったりするけど、でもこのアルバムの「story」は単純に吉村さんしかこれをこのように
歌い得ない、と思う。ドラマーの人もベースの人も田淵さんも割と重厚なプレイをする人たちだけど
やっぱり吉村さんと言わせる何かが在るのだろう、割とこう、無邪気さを守っていきたいという、
その強い意志が透けて見える、というか。

最近何を聴いてもあまり感じることができず、結局馬鹿みたいだが自分の好きな曲が
自分はやっぱり好きなんだなあと思ってる、でも当然だけどだからロックが好き、って
そこからしか、自分はロックが語ることができないのだなあと思ってる。

最近、何だかロックが好きと自分に思い込ませようとしてるような書きようだが、
自分の好きな曲が、自分は好き。「story」、いい曲です。

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2008/03/05

Lou Reed / Night Live in London

21shwma9bcl_aa180_久しぶりの記事で何を書こうか、ずいぶん長いブランクになってしまって、こう
ブログとしてちゃんと成立してるだろうかと自分でも恥ずかしいが、でも、僕のブログって
多分そういうものだから。生活と音楽と言葉が偶然タイミングよく出会わないと文章に行き当たらない、
そんなわがままなものでもいいんだって、教えてくれた友がおりまして。どうもでした。

最近、新人でEight LegsというバンドをiTMS経由で聴きまして、これがなんというか
ガレージ・ロックのような風貌でかつそのような感じの曲で、非常にガシャガシャしてるイメージで
多分多くの人が「またか・・・」と思うのではと思ったんだが、自分
この『声』にひっかかっているところです。なんとなしにキュアーのロバスミのようで・・・。

そうだ、結局ひとは、自分の一番大事な出会いに在った音に戻って行くのだ、それはキュアーだったり
ルー・リードだったり、最近、車にはルー・リードのPerfect Night Live in LondonのCDが
常駐している。アルバムNew Yorkにて頂点を極めた彼のストーリーテリング/トーキングヴォーカル、
しかし、このライヴ盤では明らかにルー・リードは歌っていて、そしてそのためにと思われるかの如く
バンドは必要最小限の音で鳴っていて、それでいてものすごく詰まっている。

この世の中を生きて行くのには バス一杯の誠実が必要だ、と吠えながら
最後に、Dirty Blvd.で締めるのは、すごく泣ける、3つ数えればここから羽ばたいて行ける、
それが、自分にとっての、まさにロックだから。ロックだからなんだけど。

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2007/12/30

2007年年の瀬/今年を振り返って

やっと今年も暮れを迎え、すごく早かったようなこの一年を振り返っている。実は、音楽的に
盛り上がるにはちょっとしんどい年でもあった、仕事のプレッシャーもそうだし、日曜出勤を2ヶ月
ずっと続けていた頃もあった、帰ってきては眠るだけ。音楽をゆっくり聴いていることもなかったが

Krs4553そう、例えばKill rock starレーベルから出た、エリオット・スミスの遺作集、New moon。
彼の残した言葉を改めて聴き直した。改めて思う、ヒリヒリする言葉達。

you let yourself be froze by death
you think i'm mean cos i call you out
you dont know what you're about
the worst part is almost over now

最悪はもう終わった、でもそれでも最悪は何度だって訪れる、彼の歌詞がこんなに悲しいのは
そんな諦観がその歌詞にうっすらと潜んでいるところだ。
それは、やっぱり真実だ。最悪は何度だって訪れる。でもみっともないことに、命拾いする。
そんなものだ。彼の諦観は、月影だ、夜の闇を静かに照らす。

まあ、そんなのもあり。

車の中で毎日聴いている音楽が、今年の基調だったような気がするな。家を出て、通りをよぎり
会社までそのたった5分やら10分やらの間に聴いている音楽、それを毎日毎日繰り返して
仕事に行く間に、どれだけ1枚のCDを何度も聴き直したか、逆に深く聴き込みたかったアルバムを
車に積みこんでみたり。結局、家でも職場でもあまりゆっくりと聴けないので。

41c4ijbao2l_aa240_Thurston moore / Trees outside the academy
そんな中でわりとかけていたのがソニック・ユース、サーストン・ムーアのソロアルバムで、あれは
爽やかで軽快な曲とアヴァンギャルドなのに何故か安心して聴ける完成度が良かった。
何の曲だかわからないけどWonderful Witchesとか、それキム姉さんのことですかって
ちょっと思ったり。何やらものすごい疾走感ありました。今年嬉しかった、ベテランの新作。
 →これも見よ
http://stereogum.com/archives/video/new-thurston-moore-video-friend_007605.html
 
Modest_mouseModest Mouse / We Were Dead Before The Ship Even Sank
そして今年自分の中でとても大きかったのがモデストマウスの新作、ずっと今か今かと
待ちわびて聴いたし、しかもジョニー・マーがバンドに素晴らしいマジックを与えてくれて
激しくパワーアップしたモデストを、今年はさらにライヴで見ることもできた。実は、自分
この人たちのライヴは絶対見てみたかったものだったので、とても嬉しかった。
この人たちの見るアメリカの小さい町に現れる幻を、銃撃でなくマリリン・マンソンでなく、
モデスト・マウスが体現してみせた、それを目撃することができた、で、

自分の今年は、音楽生活的にはそのモデストを見たサマソニでだいたい終わりです。9月から怒濤の
休日出勤の日々が・・・。サマソニは特筆すべきはダイナソー再結成もですが、このへんで。

それでは、読んでくださってる方々、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

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2007/12/07

Radiohead / The Headmaster Ritual, cover of The Smith

Images最近、鬱気味だ。
今日、色々な仕事をキャンセルし、色々な仕事を先延ばしにして会社を休んでしまった。まあ、
鬱気味な自分との付き合いについては院生時代に1年を棒に振った、
あの引きこもり時代があるから、わりあい何とでもなる、ひたすら首をすぼめて色々なことをサボって
でも、そう言う時に限って
「ロックを聴くのも楽しめない、文章も書けない」と煮詰まってはイジけていたりする。
しまいには年のせいになって、もうキラキラと輝くロックスターに無邪気に憧れていたあの楽しさは
戻っては来ないのだ・・・老いることとは、醜くなることだ・・・とそのようなことを思ったりする。
底抜けに意味がない。ああ、でも苦しい、頭が動かない、そうなんだ。

ガンプラに墨入れしたりネットしたりなるべく気が休まることをやってみたが、
全く心動くこともなく、虚しく寝たり起き上がってネットしたりしていた、なぜだろう、
すっと、レディオヘッドのスミスのカバー、The Headmaster Ritual、軽快なリズムに繰り返される
執拗なハミング、裏返るヴォーカル、

ララララーラララーィエー、ゥンララララーラララ

何か、その間だけは幸せになれる、不思議なものだ、なぜこんな歌に救われたりするのだろう・・・。

先日、言い値制で発売されたIn Rainbowが話題になっていたが、時期を同じくしてレディオヘッドが
ウェブキャストとして行ったセッションの音源がネットに上がっていた。そこからのスミスのカバー、
The Headmaster Ritual、オリジナルの収録アルバム、Meat Is Murderも聴いてみたけど
意外とこのRadioheadのカバーもうまくて、トラウマバンドSmithのカバーとしては秀越だ、それ以上に
自分のやる気のなさを軽快なリズムが祝祭してくれるようでもあった、自分でも、しょうがないな、
そう思う。


Radiohead Webcast 11/9/07 The Headmaster Ritual

何もかも楽しく思えない、ただ鈍った頭を抱えているだけ、でもハミングだけは理解できる。ああ、
ハミングだけなら、理解できるよ、あのハミングだけなら。

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2007/11/17

Chara / ミルク

JuniorNHKの番組で桃井かおりがホストをつとめるバラエティー番組があった。一度
Charaが出てたことがあった。もう一人桃井かおり世代のヒトが出てたと思うんだが、Charaが一番
超然としてたのが印象的だった。まあ、桃井かおりの枯れなさが貴重と言うのもあるけれど。

あなたは穏やかに過ごすことを 孤独や寂しさと同じって言ってから…
「うんざりするような あきれかえるようなやる気のなさで…ゴメンネ」
姿をあらわしたこのボクを キライにならないで このボクをとめて

浅野忠信と結婚後リリースされたアルバム「Junior Sweet」に収録されたこの曲、
『ミルク』でCharaはその歌詞に少年の声を宿し、同時にそれを抱擁する。穏やかさは孤独や寂しさと同じ、
それはそれで本当だけれど、と彼女は歌う、キライにだってなるかもしれないけど、
彼女は何にもいわない。無言でそばに寄り添うことしか、人は人に出来ることはないのだと、
そう言う種類の孤独と、そう言う種類の思いやり、それがかろうじて愛といえるような現実がある、
自分にはそのように思われる。

無言で抱きしめることしか人は人にできることがないのだと歌う、そんなCharaのメッセージの
ブレなさが、彼女の超然さとあいまって最近、Charaが眩しく見えてしょうがない。

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2007/11/11

OA 071110

本日のオンエア曲でした、iTunesから選んで来るとどうしてもUSロックが多くなってしまいます。

Gravity Gets Things Done / The Pale / Gravity Gets Things Done
405 / Death Cab for Cutie / We Have The Facts and We're Voting Yes
Tears On Fresh Fruit / Sparklehorse / Vivadixiesubmarinetransmissionplot
Black Star / Radiohead / The Bends
You Can Have It All / Kaiser Chiefs / Employment
Take Me Out / Franz Ferdinand / Franz Ferdinand
division day / Elliott Smith / Division Day / No Name #6
First Day of My Life / Bright Eyes / I'm Wide Awake
Jackson Cannery / Ben Folds Five / Ben Folds Five
My Valuable Hunting Knife / Guided by Voices / The Best of Guided by Voices - Human amusements at hourly rates
Don't You Slip Away From Me / Velvet Crush / Teenage Symphonies To God (Japanese)
The Modern World / The Jam / No Thanks! The '70s Punk Rebellion Disc 2
Boys In The Band / The Libertines / Up The Bracket
Friday I'm In Love / The Cure / Perry Bamonte
So What Else Is New / J Mascis / Martin + Me
No Such Thing / John Mayer / Room For Squares
one crowded hour / Augie March / moo you bloody choir

でも、なるべく自分が聴いてて気持ちの良いような流れで流してみました。一番お勧めだったのはブライトアイズだったんですが。本当に、彼の成長をちゃんとリアルタイムで見届けることができてよかった。大ヒットしたLuaも美しい曲です。

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2007/11/09

走れ歌謡曲

取りとめもないことを思い出して書いている。
昨晩41号線でわりと大きなデコトラを見た。あれだ、デコレーションのついた菅原文太っぽい
男気に満ちたトラックで、ああ、ああいうのもやっぱりカッコいいって言うのかな、それにしても
今の自分、デコトラと消防車だったら、どちらがカッコいいって言うだろうか。
やっぱり消防車かな・・・。

iPodで音楽を聴きながら仕事してたらこんな時間までずっと仕事してしまった。
走れ歌謡曲、夜を走りぬけよう 今週末土曜の夜にまたネットラジオしようと思ってます。
一応、音楽のみで・・・チャットもありますが、自分もしや手を抜いてるかもしれません。
でも勝手に語ってるかもしれません。虚空に向かって・・・(と言う実感)。

http://members.at.infoseek.co.jp/masashi_yoda/radio/radio.htm

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2007/11/04

OA 071103

OA 071103, 昨晩のオンエア曲、プレイリストです。

New Routine / Fountains Of Wayne / Traffic And Weather
Jerry Deacon / Millard Powers / Millard Powers
STOP ME / Nona Reeves / GREATEST HITS / BOOK ONE
Monday Morning 5.19 / Rialto / Rialto
Second Sight / Kula Shaker / Strangefolk
The Lung / Dinosaur Jr. / You're Living All Over Me
What Else Is New / Dinosaur Jr. / J
Either / Or /
First Day of My Life / Bright Eyes / I'm Wide Awake
Pig / Sparklehorse / Good Morning Spider
All Hands On The Bad One / Sleater-Kinney / All Hands On The Bad One
Pretty Pink Rose / Adrian Belew / Young Lions
Free World / Kirsty MacColl / From Croydon To Cuba... An Anthology
missed the boat / modest mouse / we were dead before the ship even sank
Paper Thin Walls / Modest Mouse / Baron Von Bullshit Rides Again
one crowded hour / Augie March / moo you bloody choir

こんどはもっと早めに告知しなくちゃダメですね・・・。

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2007/11/03

ネットラジオ

今晩ネットラジオします。久しぶりに。ていうか休日記念。
選曲も何もしてませんが。ブログで書いたアーティストとか、どうかなあ。

でも最近はあまり耳にぴたっとくるアーティストっていないんですよ。
いや、木村カエラとか聴いてますけどね。ライアン・アダムズのライヴ映像観て
渋い!と思ったり。
http://www.youtube.com/watch?v=udkLvfp-Vco
この番組で観たライアン・アダムズがすごく良かったんで元のアルバム探したら
見つかって聴き直したら、なんか単なる普通のポップスで・・・でも
この動画でのライアン・アダムズ本当いいんだよ・・・。

まあ、そう言う感じです。11時から1時間でいいですか。お暇なら流してみてくださいませ。
http://members.at.infoseek.co.jp/masashi_yoda/radio/radio.htm

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2007/10/08

Augie March / One Crowded Hour

82876785592_2オーストラリア出身のバンド、Augie Marchの曲を一曲だけ聴いた。その
一曲の出会いが、これからどこへ自分をいざなうんでしょうね・・・すこしジェフ・バックレイに
似てるかも・・・メロディーが感情のままにほとばしるこの曲、
調べたらアメリカでもだんだん人気が出てきているそうな。オーストラリアでは国民的バンドとの
形容も。

一曲しか聴いていないんですが、何となくひっかかるのでメモ代わりに下にリンク。

http://www.myspace.com/augiemarch
http://jp.youtube.com/watch?v=48WMWKwVV2s

クラウデッド・ハウスのニール・フィンと比べられているみたいだけど、やっぱりジェフだよな・・・アルバムが聴きたい。


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2007/09/23

Thurston Moore / Fri/end

41c4ijbao2l_aa240_Sonic Youthのフロントマン、サーストン・ムーアのソロアルバムを聴いた。驚きを持って聴いている。
ソニック・ユースの昨年出たアルバムRather Rippedも原点回帰と言うか、ロックンロールを楽しみたい、
そう言う気持ちが前に出たアルバムだと思ったけど、このアルバムでサーストンは
ギターをアコギに持ち替え、ノイズの代わりにストリングズを入れてアルバムの表題曲を歌ってる。
他にも生ピアノのインストあり、轟音ギターもあり、ノイズもちゃんと入ってる。こう書いてしまうと
散漫な印象に読めてしまうかもしれないけど、本当に今回は全般にアコースティックギターとストリングズがすごくいい効果を生んでる。

考えてみれば、あまり意外ではない、ロックとストリングズ、Jon Spencer Blues Explosionもアルバム
Orangeでストリングズ使っている(たしかBlenda)。でも、それ以上にサーストンが美メロで曲書くという
その意外性が嬉しかったし、サーストンが「Fri/end=Friend」ってタイトルをつけたことが
なんというか、こう、『人間宣言』っていうか・・・(天皇か)。

昨年のソニックユースは、自分ソニックユースはあのアルバムで、新しいバンドになったのだと思った。今回の彼のソロはまたさらに自分から
ノイズの呪縛すら解き放ったアルバムだったんじゃないかと、そう思う。それ、自分嬉しいけどね。
いつだってずっと変化していられる、もう変われない自分というのを、一度否定できそうな気がする。
もしかしたら、自分だってこれから変わることだって出来るのかもしれない、そう言うことなんだと思う。

続きを読む "Thurston Moore / Fri/end"

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2007/09/21

サーストン・ムーア、ソロ

ソニック・ユースのサーストン・ムーア、ソロアルバムが出てるのを下にて発見。

http://www.stereogum.com/archives/mp3/new-thurston-moore-friend.html

この青さは何なんだろう、青さと言うより蒼さだ、やっぱり国内盤待つか、ちょっと興奮中。

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